■ 私的提言 ■

■思い出のQSL■
ET3SID(Ethiopia)
2011/8/15 20SSB

 大変貴重なQSLです。ATNO解消のため、大声を張り上げたのを記憶してます。(大声でもALCでlimitされるのでreturn rateが上がるわけではない)。その後ET3AA 、ET7LのQRVがありましたが、印象に残るのはこのQSLです。OPの方はsilent key(他界されたそうです)。
















































































■思い出のQSL■
ZS8Z(Marion Is)
2013/5/23 10SSB

 中々QRVのなかったZS8ですが、ZSのDavidさんが現地に赴任してから電波が出るようになりました。平日の午後3時、何の気なしにDXSCAPEをのぞいたらspotされており、大急ぎで無線機に電源を入れました。pile前でしたので2〜3callで運よく拾ってもらいました。


私的提言

 50年余のアマチュア無線の経験を私的提言としてまとめてみました。 あくまで”私的”ですので・・・・  


■国内編

1.上級試験にCW復活

 最近JAのCW能力が問われている。『returnしても聞き取れず再度callするので、JAパイルはQSO効率悪い』とよく海外pediDXerに指摘されるそうです。QRMの影響もあるでしょうが、CW受信能力の低下が主要因でしょう。2アマ、少なくとも1アマでは、CW試験を復活させた方がよいのではないか?−・・−−−は不要でしょうけど。受信・送信が望ましいのですが、試験の手間を考え、最低CW受信だけでもやるべきです。プロの世界ではともかく、FT8が出現してもDXの主流はCWです。FCCでもCWコードテストを復活すればさらにベターです。


2.若い世代のハム人口を増やそう

 数年前にHamfairに行ってびっくりしました。いるのは爺さん(自分を含む)ばかりで、若い人はほとんどいない。”ハム人口の減少と高齢化”は世界的な傾向とはいえ、これでは先が思いやられる。JARLでも”青少年お試し入会キャンペーン”など若手優遇策を採用しているようですが、さらにいろいろな諸策、例えば、中古Rigを中・高校に寄付するスキーム、未成年JARL費用無料、未成年養成課程無料、積極的に若手をターゲットしたPR活動等々。『ハムはお爺さんの趣味』と言われないようにしたいものです。


3.JARL版Lotw

 Lotwは画期的なQSL管理システムとして、世界中のDXerから高い評価を受けています。わがJARLでも、日本版Lotwを構築してはどうでしょうか?紙QSLが激減して、結果的にコスト削減になるのでは? システム管理は大変でしょうけど、IT先進国を自負するなら電子QSL化も必須でしょう。paperlessは世界化現象、ビジネスの世界でも株券、手形、登記簿、税務申告、免許申請 etc。我々もそろそろ”面子集め”は卒業しましょう。


4.電波使用料は、再免許更新費用にバンドル

 アマチュア無線局の電波使用料は、年間300円。300円の徴税コストを考えると、その大半が消えてしまうのではないだろうか?前納1,500円(5年間)も可能ですが、失念する場合もあります。そこで、再免許の時5年分(1,500円)を再免許費用にバンドルしておけば、未納付や徴税コストも削減できます。何故やらないのでしょうか?


5.アンテナ保険3〜5年一括支払い

 これも些細な提案で恐縮ですが・・・ 毎年JARLよりアンテナ保険(アンテナ第三者賠償責任保険)が案内されます。当局も必ず加入します。保険料は年間1,600円なので、3〜5年の一括支払制度を作っていただければ、利便性は上がります。事故があった時、保険料がupするので毎年支払いにしているのなら、値上げ分は後から徴収したら良いのでは? ”Simple is best”


■海外編

1.DXCC ranking新設

 DXCCのメンバーは100を超した初心者から、HR/NO.1の超ベテランまで千差万別。DXCCモティベーション向上のため、Total(Mix)entity数に応じて、次のようにメンバーを色分けしたらどうだろうか? 噺家の世界で言えば”大看板、真打、2つ目、前座”といったところかな。エンドースのときのステッカーの色もそれぞれ青、金、銀、銅の4種にする。DXCC HRになれない吾人もGold classメンバーで満足するかもしれません。

  Diamond class:entity 330〜

  Gold class:           300〜329

  Silver class:          200〜299

  Bronze class:         100〜199


2.DXCC deleteに10年ルール

 我々標準的DXerは、ATNOがQRVしても100%QSOできるとは限らない(当局の場合、2016年のVP8STIや2015年の4U70UN等)。10年以上QRVのないentityはひどいQRMになる。弱肉強食のDX界では当然でしょうけど。そこで10年以上QRVのないentityは、自動的にdeleteする。最近DXCCをはじめた若いハムにもDXCC HRの可能性がでてくる。お爺さんハムもDXCC NO.1が狙えるかもしれない。大体”Current"とは、”今の、現在の”と辞書にある。10年もQRVがなくて何が”Current”なのだろうか? ま〜、ARRLは変えんでしょうけどね。


3.DXpediのOQRS/SASE値上げ

 DXpediをやっていただける各局には大変感謝してます。趣味とはいえ、時間・経済的犠牲、時として安全リスクを抱えてのDXpedi。Donationが一般的になってきたとはいえ、少なくともpediしたDXerの経済的負担を少なくしたい。事前donationを考慮して、OQRS時に不足分を補充するスキームを考えたらどうだろうか?現在OQRSで$3〜5が平均的ですが、$5〜10になるでしょうが、DXpediを活性化させるための必要経費ではないでしょうか?これによりpediDXerの経済的負担がなくなり(軽減し)、多くのpediが行われることを期待します。


4.Lotw/DXCCの支払いはpaypal

 当局は毎年Lotwを申請しています。JARL経由の場合も、直にARRLへ申請する場合もCash。Credit cardはどうもお爺さんハムには心配です。口座にはたいした金額が入っていないにしろ、いろいろカード情報漏えい事件が多い。多くのDXerはpaypalを使用していると思うので、ARRLもpaypalの使用を認めていただけると助かる。paypal手数料分は、当然、送り手の負担でかまわない。”CashではNet securityを確保できない現在”Lotwはpaypalで・・・・